アニメ映画「君の名は。」(新海誠監督)の公開記念舞台あいさつが28日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、神木隆之介(23)上白石萌音(18)長沢まさみ(29)が出席した。

 26日に公開され、2日間で観客動員59万人、興収7・7億円を記録。最終的な興収は60億円が見込まれる大ヒットとなった。

 神木は「みんなで一生懸命作った映画が、こんなにたくさんの人に見ていただけてうれしい。皆さんの中で名作の1本になれたら」、上白石は「俳優としても観客としても、この作品が大きなスクリーンでやっている時代に生まれて良かった」と感激していた。

 高校生男女の入れ替わりを描いた作品。自分の中に女性らしさがあるかと聞かれた神木は「あると思います。かっこいいものよりかわいいものに反応してしまう。これだって、かわいい! ピンクじゃん! って」と作品グッズのブレスレットを手に笑顔を見せた。

 上白石も「幼なじみが男の子が多かったので、一緒に木や岩に登ったりしました。旅に出る時は荷物が少なくて、3泊ならリュック1つで行っちゃう」と、男性らしさがあると答えた。

 また、85の国と地域での配給決定も発表された。さまざまな映画祭に参加する可能性も出てくる。

 カンヌ映画祭に参加経験のある長沢が、レッドカーペットのアドバイスを求められ「レッドカーペット…堂々と歩けばいいんじゃない」と答えると、神木は「さすがっす! ありがとうございます!」。