俳優飯島寛騎(20)が30日、都内で開催されたテレビ朝日系「仮面ライダーエグゼイド」(10月2日スタート、日曜午前8時)の制作会見に出席した。

 「仮面ライダーエグゼイド」は45周年を迎えた仮面ライダーシリーズの最新作。エグゼイドは「Extreme」(究極)のEXと「Aid」(救助)を合わせた造語で、「究極の救助」を意味している。仮面ライダー史上初の主人公が医者であり、デジタルゲームを扱う内容となっている。

 主役の宝生永夢を演じる飯島は「第28回ジュノンスーパーボーイコンテスト」でグランプリを受賞、本作が初主演となる。「主役ということでプレッシャーもありましたが、同時に子どものころから憧れていたヒーローを自分が演じられることに感動しました。一番好きな仮面ライダーは龍騎。自分の名前と1文字一緒だったので親近感があった」と話した。

 仮面ライダーエグゼイドはデジタルゲームをテーマにしていることから、レベルアップする設定となっている。「最初にレベル1のライダーを見たときはゆるキャラみたいで、今までのイメージと違うと感じました。でも、レベルアップした姿は今までのクールな仮面ライダーでした」と感想を述べた。「自分はバスケと陸上をやっていたので、アクションには自信があります。転ぶシーンが多いのですが、そこに注目してください」と見どころについても語った。変身ポーズを披露したが、自己評価は60点。「子どもたちが満足してくれたら100点になると思います」と謙虚さを見せた。

 「まだまだ現場で迷惑をかけるとは思いますが、1年間を通じて経験を積んで、仮面ライダー史上1番記憶に残る作品にしたいと思います」と抱負を語った。

 また、この日主要キャストも発表された。仮面ライダーブレイブで鏡飛彩役を瀬戸利樹、仮面ライダースナイプで花家大我役を松本享恭、仮野明日那とポッピーピポパポの2役を松田るか、壇黎斗役を岩永徹也、九条貴利矢役を小野塚勇人、パラド役を甲斐翔真が演じる。主題歌は浦大知が歌うことも発表された。