みこ出身の異色演歌歌手羽山みずき(24)が31日、山形・鶴岡市の出羽三山神社で行われた「出羽三山八朔祭」で、デビュー曲「紅花慕情」の歌唱奉納を行った。

 同神社関係者によると、593年の開山以来、現代曲を歌唱する歌手が奉納を行ったのは初めて。

 羽山は高校卒業後、昨年末に上京するまで、日本有数のパワースポットとして知られる同神社で、みことして約6年間働いてきた。「数年前は、歌手としてこの場所で歌わせていただくことになるなど夢にも思いませんでした。みことしてご奉仕していたころは、参拝される皆さまの幸せを願っておりましたが、これからは歌を聞いてくださる方が幸せな気分になるように精進してまいります」と神さまの前で誓った。