宝塚歌劇団宙組公演「エリザベート」(10月16日まで)の主演のトップコンビが9日、東京宝塚劇場で開幕前に会見した。

 同作は96年に初演され、これまでに上演回数945回、観客動員225万人という宝塚歌劇を代表する人気作で、今公演の千秋楽で1000回を達成する予定。黄泉(よみ)の帝王トート役の朝夏まなとは「強さと包容力を両立させ、愛を知った帝王を目指した。挑戦だったけれど、毎回新しい発見があった」と話した。エリザベート役の実咲凛音も「千秋楽まで真摯(しんし)に向き合っていきたい」と話した。