お笑いコンビ、ピースの綾部祐二（３８）が８日、都内で会見を開き、来年４月から活動拠点を米国に移すと発表した。ピースとしての活動は３月末で休止する。

　ニューヨークで語学を学びながらコメディアンとして活動をしていく予定だが、最終的には「１度でいいから、ハリウッドでレッドカーペットを歩くのが夢」と、役者になる夢も明かした。

　以前から海外での活動は夢だったという。昨年、相方の又吉直樹（３６）が小説「火花」で芥川賞を受賞したことで刺激を受け決心したという。６月、又吉に打ち明けると「いいんじゃない。勝負してきてください」と背中を押された。

　所属事務所の吉本興業にも報告済みだ。綾部は「社長に『お笑い界の野茂英雄になりたい』と言ったら、笑いながら許してくれた」と明かした。

　現在、準レギュラーまで含めると９本の番組に出演しているが、来年３月までに降板。それ以降の具体的なプランは未定だが、４月以降はニューヨークに拠点を移し新生活をスタートさせる。ピースについては「解散するわけじゃないけど、ちょくちょく日本に戻って活動する、というつもりはない」と断言した。

　憧れは渡辺謙。綾部は「アメリカでビッグになる。とにかくスターになりたい」と意気込んだ。