アイドルグループのでんぱ組.incの古川未鈴が、”オーストラリアのアイドル”と感動の初対面を果たした。15日、メルボルン郊外のヒールズビル自然動物園を訪れ、片思いだったウォンバットと接触。1匹目には引っかかれながらもコミュニケーションを続け、2匹目の生後14カ月のメイキー(♀)とは抱っこで寝かしつけるなど、両思いになった。

 ウォンバットは、オーストラリア固有の有袋類。アボリジニの言葉で「平たい鼻」を意味する。癒やし系の顔つきに加え、ずんぐりした体つきでドタバタ動くかわいいしぐさが日本でも人気になりつつある。古川はファンからウォンバットに似ていると指摘され、丸顔のアイドルとして「他人の気がしない」と対面を熱望していた。初対面を目撃した藤咲彩音は「上から見ると2人は本当に似ていた。母子のようでした」と古川が抱っこする姿を振り返った。古川は「夜行性だったり、地味にかわいいところが派手じゃない自分と似ていると思いました。感動の対面。最初は嫌われたかと思いましたが、本当にかわいかった」と笑顔をみせていた。

 でんぱ組は、11月の富士山マラソン(山梨県)のアンバサダーで、姉妹提携大会「メルボルンマラソン」に出場するため、古川と藤咲がグループを代表してオーストラリアを訪れている。16日には藤咲がフルマラソンに初挑戦する。この日はコースの下見をするなど準備をした藤咲は「あちこちで走っている方たちをみて、観光に来たんじゃないんだと気を引き締めました。楽しんで完走を目指します。踊りながら走ろうかな」と気合を入れていた。