女優芳根京子(19)がヒロインを務めるNHK「べっぴんさん」(午前8時)の20日の平均視聴率が20・4%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 20日は、一昨年の朝ドラ「マッサン」で、初の外国人ヒロインを演じたシャーロット・ケイト・フォックス(31)が2年ぶりに朝ドラに“復帰”した回だった。

 すみれ(芳根京子)は、「あさや」靴店で、手作り雑貨を売らせてもらえることになったが、毎日の生活で手いっぱいの人々には、雑貨はぜいたく品で買うような余裕はない。まったく売れなかった。

 ある日、靴の修理を頼みにきた新聞社の通訳を務める外国人男性が、雑貨を見て、妊娠中の妻のために写真入れを買っていった。

 何日かして通訳の男性がやってきた。写真入れを妻が喜んだという。

 すみれはうれしくなって「何かを縫いましょうか」という。

 すみれは赤ちゃんのために、おしめをたくさん縫って持っていくことにした。

 喜んでくれると思ったのだが、通訳の外国人男性の妻(シャーロット・ケイト・フォックス)は「こんなものみたこともない。いらない。日本になんか来なければよかった」と激怒するという回だった。

 シャーロットは収録について「オファーはうれしかった。最初は緊張したが知っていたスタッフもいて、すぐにリラックスできた」と話している。