NMB48時代にはフルマラソン完走経験のある吉本新喜劇研究生、福本愛菜(23)は、8・8キロの「チャレンジラン」に参戦し「途中で抜ける(ゴール)も嫌やった。フル、走れたかも?」と言い、不完全燃焼だったようだ。福本は59分37秒と、1時間を切ってゴールした。

 運動神経には自信があり、12年の第2回大会では、42・195キロを4時間8分45秒で完走しており「あれ(アイドル時代)から太ったし、4年も年取ったし、無理やと思ってたけど、フルでもいけそうな気がしてきた」。8・8キロでは呼吸もほぼ乱れず、余裕の表情で語った。

 大好きなお酒もここ1カ月は控え、練習では13キロほどを走ってきた。残念ながら「体重は…1キロ落ちたぐらい」と言うが、ボディーは引き締まっていた。「このスパッツ、パツパツやったのに、余裕で入ったし」と肉体改造にも手ごたえを得て、自信満々だった。

 また、その福本ともに、大阪マラソンの“応援団”「なないろチーム」のリーダーとして、同じく8・8キロを走った吉本新喜劇の宇都宮まき(34)は、後輩の福本をライバル視していたが、1時間23分54秒と大きく遅れた。

 「負けたくない」と意識はしていたが、いざレースが始まれば「街中に落ちてるゴミが気になって仕方がなかった」そうだ。

 というのも、宇都宮は「なないろサポーター」の中で、「きれいな街づくり」の代表だったため「ゴミを拾って走っていた」と主張。「拾ったゴミの数は(福本と)0対100で勝ってる」と訴えていた。