菅野美穂(39)が主演のTBS系主演ドラマ「砂の塔 知りすぎた隣人」(金曜午後10時)の28日平均視聴率が8・6%(関東地区)だったことが31日、ビデオリサーチの調べでわかった。前回21日は9・6%だった。

 菅野はフジテレビ系「結婚しない」以来、4年ぶりのドラマ主演。夫と2人の子供と引っ越したタワーマンションの住民間の階級社会に悩む妻を演じる。現代の社会問題にもつながる話だ。

 28日は、亜紀(菅野)は、憧れのタワーマンションでの生活をスタートさせたものの、タワマン主婦独特の奇妙な「ルール」や、高層階と下層階などでの格差意識になじめず、ストレスを抱え悩んでいた。亜紀とセレブ主婦寛子(横山めぐみ)との関係は悪化の一途で、いじめもエスカレート。それは亜紀が唯一心を許せると思っていた佐々木弓子(松嶋菜々子)の密告などによるものだった。

 一方で幼児が誘拐される事件は続いていた。そしてハロウィーンがやってくる、という回だった。