タレントのデヴィ夫人(76)が、「都会の女は みんなキレイだ。でも 時々、みっともないんだ」のキャッチコピーで賛否を呼んでいる東急電鉄のマナー向上広告について、3日に更新したブログで「賛成。羞恥心をなくすなんて、世も末ですね」とコメントした。

 問題の広告は「車内での化粧はご遠慮ください」と呼びかけたもの。デヴィ夫人はブログでこの話題に触れ「これに対して怒りをあらわにする女性たちは、『化粧して何が悪い、鉄道会社にみっともないといわれる筋合いはない』、と言っているのだとか」と言及。「女性が(もちろん 男性もですが)羞恥心をなくすなんて、世も末ですね。そもそも、自分の家を一歩でも出たら、そこは公共の場。そうした場で人目もはばからず、飲食をしたり、お化粧をしたりするなんて、恥知らずの行為です。広告に取り上げられなければ気付かない、分からないなんて 本当に情けない話ですね」と私見を述べた。

 また、電車内で化粧をする人を「自分さえよければ良いという問題ではないことは社会人でなくても分かること。“他人に言われる筋合いではない”ということ自体、まわりのことを考えない独りよがりの証拠。モラルの無さです」と批判。「社会は“人と人とのつながり”で成り立っているのですから、常識を兼ね備えたすてきな大人になってほしいですね」と願った。