タレントの内村光良(52)が監督・主演した映画「金メダル男」のヒット御礼舞台あいさつが8日、都内の劇場で行われた。

 主人公の青年時代を演じてW主演となったHey!Say!JUMP知念侑李(22)とともに登壇した内村は「ほとんどの感想が『知念カワイイ!』ですけど、それでいい。大画面に映える男です」。

 一方の知念は「子どもの頃から鏡の前でかっこいい踊りばかりを目指してきたから、内村さんから『下手に踊って』と指示され、そこが1番難しかった」と振り返った。

 主題歌を桑田佳祐(60)が担当しているのも話題で、その曲をバックに司会者が「大物ゲストの登場です」と前振りし、会場が歓声に包まれるひと幕もあった。が、登場したのは内村とは学生時代からの友人で30年来の付き合いがある出川哲朗(52)。歓声は妙などよめきに変わった。

 出川は「チェン(内村)がこんな大きな劇場でかかる映画を撮ったのもジェラ(シー)だし、知念君の演技にもジェラを感じました。チェンはすごい」。

 香港俳優のジャッキー・チェンに似ていることから学生時代から出川は内村を「チェン」と呼んでいるという。

 内村は「こんなときまでチェン、チェン、やめてくれる。学生の頃、出川君があんまりそう呼ぶもんだから、出川君のお母さんが僕のことを中国人だと思って、『お国には帰らないの?』ってマジに聞かれましたから」と苦笑いしていた。