歌舞伎俳優の片岡愛之助(44)と結婚した女優の藤原紀香(45)が、梨園の妻となってからの悩みを打ち明けた。

 紀香は15日放送の日本テレビ系「PON!」の取材を受けVTR出演。最近の悩みを尋ねられると「ある!」と、待ってましたとばかりに話し始めた。

 愛之助の公演期間中などには劇場のロビーに立って来場客への挨拶やもてなしが梨園の妻として大切な役目。その際には「女優藤原紀香」ではなく裏方に徹しているが、それでもやはり写真撮影や握手を求められることも少なくないという。

 「こういうところ(街中など)で声を掛けられたら『いいですよー。どうぞー』って写真撮るけど、それが劇場内ではできないので。『写真撮ってください』とか『握手してください』とか言われるんですけど、『ごめんなさい、今日は裏方なんで』って」と断っているという紀香。ファンは「分かりました」と納得してくれるのだそうだが、それでも残念そうに帰っていく姿に「『ほんとごめんなさい』って心の中で毎回思うの」と辛い胸中を明かした。

 それでも「裏方は裏方としてやりたいから、ほんとにそこだけはごめんなさい」と梨園の妻としての心構えを示し、「これだけはすっごい言いたかったの」と語った。