世界のスゴ技を集めた「THE 舶来寄席 2017 WINTER」が21日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で発表され、名誉支配人の中田カウス(67)ボタン(68)は、米国のトランプ次期大統領(70)に「芸人のにおいぷんぷん」とし、「中田トランプ」との名前を送りたいと語った。

 14年5月の初開催から、今回で第5弾となる「舶来寄席」。バランス芸やジャグリング、パフォーマーら、世界の一流エンターテイナーをNGKに招き、公演してきた。初回から名誉支配人のカウス・ボタンは「もう5回目ですか。今、一番おもしろいのはトランプさん。政治家というより、芸人のにおいがぷんぷんする。(もともと)不動産屋のおっさんやし、そもそも、不動産屋のおっさんって、おもろいもん」と、次期米大統領にぞっこんだ。

 奔放な発言、圧倒的なパフォーマンス性にほれこんだようで、カウスは「ぜひとも、中田トランプで、芸人やってほしい」と、ラブコールを続け、舶来寄席への招待状も「送りつけます」と宣言した。

 今回の舶来寄席には、足を使ってユニークな人形劇を演じるドイツのアン・クリンジ、ポールダンスにアクロバットやバレエの要素をミックスした妖艶なアクトが売り物の「ウクライナの妖精」ヘレナ・リーマンら、6組の海外パフォーマーが出演予定。

 公演は来年2月3~26日、NGKで行われる。