藤あや子(55)のヒット曲「こころ酒」や「むらさき雨情」などで知られる、作詞家の三浦康照(みうら・やすてる)氏が20日に、都内の病院で亡くなっていたことが29日、分かった。90歳。16日に声の不調を訴え肺炎と診断され入院、19日に急変したという。本人の遺志により、29日に近親者のみで都内斎場で密葬を済ませた。

 三浦氏は1961年ごろから作詞家として活動を始め、演歌専門のプロダクション事務所の社長も務めた。冠二郎(72)らを育て、<歌詞>アイ、アイ、アイライク演歌、という歌詞が話題となった「炎」を提供した。