盗撮男を捕まえた仮面ライダー俳優の松田悟志(37)が、男を取り押さえた状況を明かし、「ライダーキック」はしなかったと説明した。

 松田は7日、京都府久御山町の商業施設で買い物中だった妻のスカート内をスマートフォンで盗撮した男を捕まえ、京都府警宇治署に引き渡した。同署は府迷惑行為防止条例違反の疑いで容疑者を現行犯逮捕した。

 松田も自らツイッターで「すでに報道されております通り、本日、妻が盗撮の被害に遭いまして、その犯人を僕が取り押さえました。京都の宇治警察署のみなさまのご尽力により、妻も僕も怪我なく、事は無事収まりました。ご心配をおかけいたしました」と報告した。

 02年放送のテレビ朝日系特撮ドラマ「仮面ライダー龍騎」で秋山蓮/仮面ライダーナイト役を演じた松田のお手柄とあってメディアでも大きく取り上げられたが、松田は「『痴漢にライダーキック!』というような切り口で書いてくださっているものがあるようですが、僕は一切の打撃を加えることなく取り押さえましたので、容疑者も僕も多少の擦り傷はありますがほぼ無傷です」と詳細を説明。「走りながら背後から組みついたので転ばせる形にはなりましたが、かなりいたわりました」と強調した。