18日に最終回を迎えるNHK大河ドラマ「真田丸」の脚本家三谷幸喜氏が15日午前、同局の「あさイチ」に生出演して真田丸について語った。

 三谷氏は「僕は真田丸について語ってこなかったから、きょうが最初で最後です」と話した。真田丸については、「1年の大河ドラマを2年掛けて書きました。その間に、もう書けない、と思った時も2度ありました」と明かした。

 視聴者から「また、大河ドラマを書いてください」というファクスが来ると「僕は大河ドラマが大好きで、書きたい題材もあるのですが…僕は重厚感に欠けるでしょう。だからNHK的にどうでしょうか。軽く見られるというか。今回の真田丸も、三谷が書いているというだけで、(ドラマを)見ていない人からは『コント大河』みたいなことを言われる時もある」と表面だけで軽く見られることについて否定し「今度やるときは、ペンネームでやろうかなあ。チャーリー三谷みたいな」と言って笑わせた。

 自らが大河ドラマの大ファンという三谷氏。「こんなに最後まで、ワクワクハラハラさせる大河はありません」としっかり訴えていた。