関ジャニ∞が18日、東京ドームで、全国5大ドームツアーの東京公演ファイナルを開催した。球場の中央に円形のステージを置き、前後左右くまなくファンに埋め尽くされた「360度」仕様のセットで、さまざまな姿を披露した。

 冒頭はヤクザ風衣装で、映画「土竜の唄 香港狂騒曲」(23日公開)の主題歌「NOROSHI」を歌いながらスタンド側を練り歩く。ステージでは、カラフルな衣装に着替え、キッズダンサー42人と「パノラマ」を披露。さらに、映画化もされた戦隊ヒーロー風コント「エイトレンジャー」の姿に2年半ぶりに変身した。終盤には「NOROSHI」をメンバーのバンド演奏で披露。お笑いからかっこよさまで、全てを詰め込んだ内容だった。

 ドーム公演での360度ステージは、7年ぶり2回目。今回のツアーは「関ジャニ’s エンターテインメント」がテーマで、関係者によるとメンバーらの「関ジャニらしいありとあらゆるエンターテインメントを、隅々まで見てほしい」という思いから実現したという。ステージを囲むファンは6万人に達した。

 丸山隆平(33)は「去年から始まった冠番組の『関ジャニ∞クロニクル』が続いているのがうれしい。1月3日のスペシャルも見てくださ~い」。俳優業も順調な横山裕(35)は「年明けには映画が、来年5月には舞台もあります」と報告し、渋谷すばる(35)から「ホンマ忙しいな~」とイジられた。村上信五(34)は「みなさんに楽しんでもらえたならそれが一番。来年ももっとみなさんを楽しませられるように頑張っていきます」と宣言した。【横山慧】