昨年2月に愛妻を29歳で亡くした読売テレビの清水健アナウンサー(40)が、同局夕方の報道番組「かんさい情報ネットten.」(月~金曜、午後4時47分)を、来年1月27日に降板することになり、26日、同局が発表した。

 清水アナは同時に、同月末に、同局を退社する方向で調整を進めている。

 同局によると、がんで亡くなった愛妻の三回忌となる2月を前に退社したい意向が強いとし、清水アナは「一般社団法人清水健基金を通じて、がん撲滅や、難病対策に取り組む事業を支援する活動に専念したい」と話しているという。

 清水アナは01年入社。「かんさい-」は、09年3月からキャスターを務めてきた。

 この日、同局を通じ「視聴者の皆様に支えられて、私があります。(番組を通して)皆様にお会いできる事が大きな力になっていました。今、やるべき事を考え、今日の決断に至りました。1月末までしっかりと走り切りますので、よろしくお願いします」とコメントしている。