嵐の相葉雅紀(34)は、司会という大役を終えて「一生に1回と思って全力を尽くした。やりたいといってできることではない。幸せな1日を過ごせた」と達成感と感激が入り交じった感情を吐露した。

 嵐としては、10年から5年連続で司会を務めていたが、今回は1人で白組の司会を務めた上、大トリでは8年連続で「嵐×紅白スペシャルメドレー」を歌った。「(5人で司会をするのとは)全然違った。隣を見てもメンバーがいない。大切さが分かった」と、あらためてグループの絆を感じたようだ。

 「嵐×紅白スペシャルメドレー」3曲目の「One Love」を歌っている最中、目から涙がこぼれた。「え? 見えました? 『One Love』がかかった時、全てから解放された感じがした」と心情を吐露した。リハーサルの際、司会として多くの確認事項がある中、大トリの中にある新しい振りを覚えられるか、不安を吐露し「あるもんね、紅白バージョン…居残りします」と不安を訴えていただけに、乗り切れた安堵(あんど)の思いも涙につながったようだ。

 メンバーからの反応について聞かれると「『お疲れさま』って言ってくれたり、何も言わず握手だったり。言葉は少なかったけど、よくやったという感じ」と明かし、笑みを浮かべた