ロック歌手の内田裕也(77)が、昨年大みそかに放送されたNHK紅白歌合戦の演出を痛烈に批判した。

 SMAPのラスト出演という目玉は失ったものの、その穴を埋めるべくタモリとマツコ・デラックスを特別ゲストとして出演させたり、シン・ゴジラが登場する演出などで従来の“マンネリ”からの脱却を図った昨年末の紅白。しかしその斬新な企画に戸惑う視聴者も多く、賛否両論を呼んだ。

 内田は毎年、紅白と同時間帯で年越しライブイベントを開催しているためリアルタイムでは観ていなかったようだが、4日にツイッターで録画を観たと報告。「ゴジラと政府閣僚が出ていた。何なんだ、これは!?司会もチグハグ。演出も毎曲ほとんどバックダンサーが入る!」とダメ出し。さらに坂本冬美が歌った「夜桜お七」の作詞作曲者名が間違えて紹介されていたことについても「紅白で作詞作曲者を間違える。チェックする奴がいるはずだろ!」と批判し、「マジかよ、NHK?!」と嘆いた。