NHKの武田真一アナウンサー(49)が、自身が総合司会を務めた昨年末の紅白歌合戦を振り返った。

 武田アナは4日、年が明けて初めてブログを更新。「新しい年、皆様どのように迎えましたか?私は、紅白歌合戦が終わって打ち上げや後片付けをしていたら、もう明け方になっていました」と書き出した。

 自身初となった紅白の総合司会という大役。舞台に上る前にはいろんなことを考えたという。「様々な出来事があった一年。視聴者の皆様がどんな大晦日を迎えているか思いを巡らし 楽しいこともつらいことも、ともに分かち合えればと願いながら、ステージに臨みました」と振り返った。

 出場歌手の多くが、武田アナと同じ思いを口にしていたことが印象的だったという。「現実の社会に向き合いながら仕事をする、ということでは、歌もニュースも変わらないんだなあと思いました」との思いをつづった。

 報道一筋の武田アナだが、紅白ではピコ太郎の「PPAP」の替え歌を披露するなど、普段とは違ったユーモラスな一面も見せた。新たな年を迎え「『ニュース7』のキャスターとして災害などから、皆様の命や暮らしを少しでも守れるように。正確に公正に伝えることで、社会を少しでも良くできるように。時にはほっこりする話題もお伝えして、皆さんの心を少しでも温められるように。今年も、誠心誠意、がんばります」と意気込みをつづった。