武田鉄矢(67)が10日、東京・高田馬場の早稲田予備校で、マルちゃん「頑張れ! 受験生応援会2017」に出席した。

 今年で9回目となる恒例の受験生応援イベントで、大学受験を控える36人に「家族」という漢字の由来を説明するという、まるで金八先生を思わせる特別授業を行った。「人生、平べったくないよ。自分が元気いっぱい通り過ぎたら、それが大きな思い出になるような気がする」と、生徒たちを激励した。

 イベントには海援隊の中牟田俊男、千葉和臣も登場し、3人で曲を披露した。さらに、武田が生徒を1人ずつ激励しつつ、「赤いきつね」を手渡した。昨年、食道がんから復帰した中牟田に対し、武田は「ちょっと顔色が悪いけどね。去年、食道がんになりまして」と体調を心配しながらも、「贈る言葉」「人として」を歌った。

 受験生から「受験勉強の間に力になったものは?」と問われると、武田は「(生徒の中に)女性がいるのでなんですけど、エロ映画見に行ってました」と、思春期の男子らしい思い出を暴露した。さらに、「異性というのは、遠ざかると不思議な力がある。今はいいの(作品)がレンタルでいっぱい出てる。女性の体を見ていれば、暗くなる人はいないもんな」と、仰天アドバイスで教室を笑いに包んだ。