演歌歌手藤あや子(55)が10日、東京・麻布十番のコロッケミミックシアターでデビュー30周年記念曲「たそがれ綺麗/からたちの小径」(11日発売)発売記念イベントを行い、背中が大きく開いた大胆衣装で登場した。

 衣装は、篠原ともえ(37)が手掛けた。赤を基調とした和風ドレスで、藤にとっても歌唱衣装でドレスは初めて。背中が大きく開いており、篠原は「初めてお目にかかった時に、お肌がきれいで、その感動を表現したくて露出を多めにしました。妖艶な天女のようです」と話すと、藤は「いつもは着物ですけど、実はドレス体形で、ぴったりなんです。これからもいろいろな衣装を提案してほしい」。篠原も「いつか紅白(歌合戦)の衣装もやりたいです」と応えた。

 今年デビュー30周年を迎える。同曲は、南こうせつ(67)プロデュース。3年前に音楽番組で共演した際に、あるロックバンドの曲を聞きながら「こんな感じの演歌の曲を書いて」と依頼したことが縁で実現した。藤は「ぜひ30周年で歌いたいと思いました。また支えてくれたのはファンの皆さんのおかげ。ずっとずっと大好きな歌を歌い続けていきます。今年は酉(とり)年なので、今までにないくらい飛躍したい」と話した。