桐谷健太(36)松田翔太(31)が11日、都内でau発表会に出席した。

 昨年のNHK紅白歌合戦に初出場した桐谷が歌った「海の声」は、auの人気CM三太郎シリーズから生まれた。桐谷はこの日「出るだけであれだけおめでとうと言われる番組はすごい」と国民的番組の影響力を実感していた。当日のステージについては「思い切り気持ちを込めて歌いました」と振り返った。また「桃ちゃん、金ちゃんをはじめ、皆さんのおかげでここまでこれたと思っています」とCMの共演者や制作関係者に感謝した。

 紅白を見ていた松田は桐谷の歌唱について「テレビの前で拍手していました」と話した。また、「三太郎」でグループメールをしているといい、「この時ばかりは『桐谷健太かっこいい』とメールしました」と明かした。

 松田は、年明けから放送されている新CMについて「居合抜きに挑戦していますが、あれは本物の真剣なんです。でも桃太郎が桃を切るというのもなんだか…」と微妙な表情を浮かべ、「居合抜きも当日に言われて。でも先生が良かったので何とか成功しました」と撮影を振り返った。

 この日は新CM「浦ちゃんの法則」編も公開。リンゴが地面に落ちるのを見た浦ちゃんが、落ちているのではなく地面に引っ張られているのではという内容。松田は「天才と浦ちゃんは紙一重。撮影中も天才だったり、浦ちゃんだったり…」と話すと、桐谷は「天才の反対語が浦ちゃんになっているのはどうかと」と微妙は面持ちだった。

 au三太郎シリーズは2年連続でCM好感度NO・1を獲得しており、松田は「うれしいですね。楽しさが伝わっているのがうれしいです」と言い、桐谷は「町中でも『浦ちゃん』と声をかけられます。皆さんが入り込んで見てくれているのがうれしいです」と話した。