哀川翔(55)が12日、都内で、映画「ザ・コンサルタント」(21日公開、ギャビン・オコナー監督)の男性限定試写会イベントに出席した。

 殺し屋という裏の顔を持つ会計士を主人公にしたサスペンス。俳優をはじめ監督、レーシングドライバー、子煩悩な父とさまざまな顔を持つ哀川が、約100人の男性客に「ケンカが強くてもモテない。大人になったら手品だよ、手品」と珍アドバイスを披露し、笑わせた。

 ゴルフ、カブトムシの飼育、書道など多趣味でも有名な哀川は、カブトムシにはまった意外な理由を明かした。「チャレンジしているように見えるけど、人生を逆行しているだけで、気付いた時にいい大人になっていた。『やり残したことないか?』と思ったことがあって、その1個がカブトムシだった。『子供のころ幼虫は飼ったけど、成虫にしてないな』と(笑い)」。ファンには「40歳、50歳になって後ろを振り返ったとき、『ここから先、どうなんだろう』ということにトライするのが近道。新たな1歩を行くより楽だよ」と提案した。