1月スタートの連続ドラマ、フジテレビ系「大貧乏」(日曜午後9時)の15日第2話の平均視聴率が4・4%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べでわかった。8日初回は7・7%だった。

 同ドラマは“お金”と“愛”をテーマにしたオリジナルのヒューマン・コメディー。権力者の欲により無一文に追い込まれたシングルマザー(小雪)が、理不尽な社会に立ち向かう奮闘劇となっている。同時間帯の裏番組「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)に小雪の夫、松山ケンイチが出演しており、夫婦によるガチンコ視聴率対決も注目だ。

 15日は、七草ゆず子(小雪)が朝、子供たちのケンカを止めようとして手に怪我をしてしまう。一方、検事になりたい夢をあきらめられない柿原新一(伊藤淳史)は加瀬春木(成田凌)から倒産した会社の不正を暴くことを提案される。スーパーで子供を連れ去る男を会社の上司・浅岡(滝藤賢一)と勘違いしたゆず子は怖くなり、柿原に会社倒産の件にはこれ以上関わりたくないと話す。不正を暴けなくなる=ゆず子と会えなくなることが残念な柿原は必死に食い下がる、という内容だった。