風水の第一人者Dr.コパ(69)が、20日(米国時間)にワシントンD.Cで行われるドナルド・トランプ米次期大統領(70)の就任式に招待されたことが16日、分かった。

 大統領選期間中から、コパはトランプ氏が風水を使って選挙を戦っていることに注目していたという。「世紀の番狂わせ」とも評され、世界を驚かせた選挙結果だが、コパは「勝つべくして勝った」と言い切る。日本に当てはめれば、徳川家康や豊臣秀吉が天下を取るために使ったのと同様の強力な風水を使ったと指摘した。

 今回、トランプスタッフの全面協力を得て、第45代大統領にたどり着いた足跡と今後の行動を「大統領の風水」(音羽出版、23日発売)に著して徹底解明した。コパが監修し、長男の作家小林照弘氏(38)がまとめた同著を同氏陣営に送ったところ、就任式出席の声がかかったという。

 風水とは金や仕事、健康などの幸運を手に入れる開運環境学のこと。著書では、「風水の達人ぶり」の数々を紹介し、今後についても、好戦的な発言で知られるトランプ氏が「戦争をしない大統領になる」と明言。経済問題でも「世界中の人々の希望になりうる人物」と期待を寄せている。

 就任式への参加について、コパは「風水では運の良い人物のマネをするのが開運の極意と言われている。今、アメリカで一番強運な男の風水がどうなっているかしっかり勉強してまいります」とコメントした。

 ◆Dr.(ドクター)コパ 本名小林祥晃(こばやし・さちあき)。1947年(昭22)5月5日、東京都生まれ。日大理工学部建築学科卒。風水術で環境を吉相にすることが、金運、仕事運、愛情運、健康運など、あらゆる幸運を手に入れるカギだと提唱。1級建築士の資格を持ち、建築家としても活躍。著書は累計1500万部を誇るベストセラー作家でもある。石見一ノ宮物部神社(島根県大田市)の神職や愛知工大客員教授も務める。血液型B。