1月スタートの連続ドラマ、TBS系「下剋上受験」(金曜午後10時)の27日第3話の平均視聴率が7・4%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は10・9%、第2話は10・6%だった。 

 中卒の父と偏差値41の娘が、塾にも行かず最難関中学校受験を目指した実話をドラマ化。阿部サダヲ(46)が父役を熱演。本格的な母親役は初挑戦という深田恭子(34)がその妻を演じる。

 第3話は、桜井信一(阿部サダヲ)と娘の佳織(山田美紅羽)は、「俺塾」と命名した自宅の勉強部屋で本格的に受験勉強を始める。睡眠を削って勉強に励む2人を香夏子(深田恭子)は心配そうに見守る。しかし、信一が勉強に熱中し過ぎて仕事をすっぽかすようになり、後輩社員の楢崎哲也(風間俊介)の不満は膨らむばかりだった。そんな中、桜井家に家庭訪問にやってきた佳織の担任教師・小山みどり(小芝風花)に中学受験を猛反対されてしまう。さらに「中学受験は親の見栄」とも言われ、信一はショックを受ける、という内容だった。