屋良朝幸(34)がミュージカル「I Love a Piano」(5月25日~6月11日=東京・青山のDDD AOYAMAクロスシアター、6月13、14日=大阪・松下IMPホール)に主演することが12日、分かった。

 ブロードウェーを代表するソングライターの名曲でつづる新シリーズ「ブロードウェー・ショウケース」の第1弾となる。

 「I Love」は、クリスマスの定番ソング「ホワイト・クリスマス」で知られるアーヴィング・バーリンの楽曲で構成されるレビュー。ミュージカル「イースター・パレード」「ショウほど素敵な商売はない」を手掛けた作曲家で、「ブルー・スカイ」「チーク・トゥ・チーク」など今でも親しまれる名曲を中心に、30曲以上を網羅した。

 屋良は「ブロードウェーを代表する数々の音楽を1つの作品という短い時間の中で、30曲以上もパフォーマンスさせていただくことを光栄に思っています。新しい挑戦になり、自分がどう成長していけるのか楽しみです」。クロスシアターは客席数約200の小劇場で、「客席との距離感が近いので、お客様もこの作品の出演者になるような1つの空間に出来たらと思います」。共演は上口耕平、鈴木壮麻、樹里咲穂ら歌い、踊れる精鋭がそろう。