危険ドラッグを使用、所持したとして、医薬品医療機器法(旧薬事法)違反罪に問われた酒井法子(46)の元夫で無職、高相祐一被告(49)の初公判が13日、東京地裁(佐々木一夫裁判官)で開かれた。起訴内容を「間違いありません」と認めた。検察側は懲役1年6月を求刑し即日結審した。判決は3月3日。

 高相被告は昨年11月、東京・渋谷区のマンションで危険ドラッグ約0・6グラムを所持、使用したとされる。「仕事の疲れなどで使ってしまった」などと認めた。被告人質問で「二度と社会に出ようとは思っていません。今後は(薬物依存者支援施設の)ダルクの中で一生を過ごしたい。ダルクに骨をうずめるつもりでやっていきたい」などと答えた。09年にも覚せい剤取締法違反で懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受けている。