NHK新年度キャスター会見が16日、都内の同局で行われ、「クローズアップ現代+」を担当する武田真一アナウンサーが抱負を語った。

 9年間務めた「ニュース7」には愛着があるようで、「『ニュース7』の新キャスターの皆さんのあいさつを横で聞きながら、さびしいなと思っております。ニュースセンターは家のように感じていた」と話した。「クロ現」について「新年度で25年目。四半世紀にわたりテレビジャーナリズムの最先端を走ってきた番組」とし「情報の海の羅針盤になれば」と意気込みをみせた。番組開始から23年間同番組を担当した国谷裕子キャスターが印象に残っているようで「国谷さんは週末にはこんな資料抱えて勉強されていた。私も正念場と思って勉強していきたい」。

 昨年は紅白歌合戦の司会も務めた。紅白の経験をクロ現にどう生かすかとの質問には「どうでしょうね。何らかの形で生かしたい」と笑顔で話した。