1月スタートの連続ドラマ、日本テレビ系「スーパーサラリーマン左江内氏」(土曜午後9時)の18日第6話の平均視聴率が10・2%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第5話は9・4%だった。

 本作は1977年から78年にかけて連載されていた藤子・F・不二雄原作の「中年スーパーマン左江内氏」をドラマ化。堤真一(52)演じるパッとしない中年サラリーマンが、謎の男からスーパースーツを受け取ったことによって、しぶしぶ世界の平和を守ることになる姿をコミカルに描く。

 脚本・演出を手がけるのは「勇者ヨシヒコ」シリーズなどで注目を集める福田雄一氏。福田作品ではおなじみの佐藤二朗(47)が毎回、さまざまなキャラクターで登場し、ワンシーン限定でアドリブ演技をするのもネット上では話題だ。エンディングではキャスト陣が“恋ダンス”ばりに(?)キレキレダンスを披露している。

 第6話は、家族と遊園地にやってきた左江内(堤真一)。そんな彼の耳に危険を知らせる信号が聞こえてくる。左江内が遊園地の事務室に駆け込むと、小池刑事(ムロツヨシ)と刈野警察官(中村倫也)がいて、園内に爆弾が仕掛けられているという。左江内は家族を避難させて爆弾を探そうとするが、円子(小泉今日子)たちは信じない。そして爆弾を探すものの、次々と騒動に見舞われる左江内で…、という内容だった。

 放送後にはムロが演じる小池郁男刑事を主人公にしたオリジナルドラマが動画配信サービスHuluで配信されることが発表された。