沢村一樹(49)荒川良々(43)が、仲間由紀恵(37)主演のテレビ朝日系2夜連続ドラマスペシャル「そして誰もいなくなった」(3月25、26日午後9時)で刑事コンビを演じることが21日、分かった。

 英作家アガサ・クリスティの同名ベストセラー推理小説のドラマ化作品。2人が演じる刑事は原作には登場しない凸凹コンビで、絶海の孤島にあるホテルで起きた連続殺人事件の謎に挑む。

 沢村が演じるのは、警視庁捜査1課の敏腕刑事で、ささいな証拠も見逃さない鋭い観察眼を持つ。荒川は事件が発生した島を管轄する八丈島東署捜査課の警部補を演じる。仕事はできるが平凡な男という設定だ。沢村は「掛け合いは本当にかみ合っていなくて」と笑うが「でもそういうお芝居がとても楽しい」と話す。荒川は「監督から(2人は)『いいバランスなんじゃないの?』と言っていただいたので、よかったかな、と思ってはいるのですが(笑い)」と話している。