アイドル対抗フットサル「バロンiドール杯」の第2節が行われ、これまで勝ち点0、得点も0だった虹のコンキスタドール(虹コン)が、大和明桜(14)のシーズン初ゴールで歓喜にわいた。

 「バロンiドール杯」は、虹コンのほか、妄想キャリブレーション、ベボガ!、FCアークジュエル(愛乙女☆DOLLほか)の4チームで7月まで行われる。虹コンは、集まったファンに手作りのお守りを配り、必勝を誓っていた。この日行われたトーナメント戦では惜しくも最下位だったが、中村朱里(19)は「集まってくれたファンからの声援や絆の強さでは1位だったと思います」と胸をはった。中村と同じくこの日初めて大会に参加した鶴見萌(20)は、「確実に、もう少しで勝てる気がします」と次節への意気込みを語った。

 この日のトーナメントを制し、並行して行われているテレビゲームでの対決部門との総合順位で首位にたったのは「秋葉原の体育会系」こと妄想キャリブレーション。運動嫌いで知られる桜野羽咲(22)だが、「ウイニングイレブン(テレビゲーム)を通じて、みんながフィールドを俯瞰(ふかん)で見ることができるようになりました。それぞれのポジションの役割を意識できている」と勝因を語った。この日2得点の胡桃沢まひる(22)も「今日は笑顔で帰ることができます」と、晴れ晴れとした表情を見せていた。