作曲家三枝成彰氏(74)が作曲、作家林真理子氏(62)の台本、秋元康氏(58)の演出によるオペラブッファ「狂おしき真夏の一日」(10月27、28、29、31日、東京文化会館)の会見が2月28日、都内で行われた。

 モーツァルト「フィガロの結婚」のオマージュで、医師一家に起こる愛の騒動を描いた作品。林氏は「三枝さんから『ゲイ、レズ、裸』を出せ、と言われた。度肝を抜くオペラになる」と言えば、三枝氏は「楽しいオペラになっている」と自信をみせた。佐藤しのぶ、ジョン・健・ヌッツォら人気オペラ歌手が出演。オペラ初演出の秋元氏は「オペラがよく分からない人間が入ることで、いい意味で刺激になれば」と話した。