浅草キッドの水道橋博士(54)と玉袋筋太郎(49)が8日、コンビそろってNHK「スタジオパークからこんにちは」に生出演し、かつて同局では“NG”とされてきた「玉袋筋太郎」という芸名を連呼した。

 浅草キッドは今年でコンビ結成30年。番組オープニングで水道橋博士は「NHKに出させて頂けるようになるなんて、結成当時は思いもよらなかった。玉袋筋太郎ですよ」と感無量。しかし司会の竹下景子から「でも今日は『玉ちゃん』としか呼べない」と言われると、「え!? 玉袋筋太郎って言っちゃダメなんですか?」と、わざと芸名を繰り返した。

 長らくNHKでは、玉袋が出演してもこの芸名を出さず、別の名前を用いたり「玉ちゃん」と呼ぶなどしていた。しかし15年2月ごろから晴れて“解禁”となり、玉袋も自身のツイッターで「公共放送では『玉ちゃん』と改名だが、ラジオのFMや『スタジオパーク』で自らの口から『玉袋筋太郎です』と発言することが出来た。Eテレでも玉袋筋太郎で出してもらった」と喜びの報告をしていた。今回もNHKホームページではゲスト出演者の名前として「玉袋筋太郎」と表記された。

 竹下から「(玉袋筋太郎と言うことは)ダメとは言わないけど…」と容認されると、玉袋は喜々として「芸名ですからね。ありがとうございます! 玉袋筋太郎でございます!」と改めて名乗った。