伊藤淳史(33)忽那汐里(24)木村多江(45)が9日、東京・新宿シネマートで映画「ねこあつめの家」完成披露試写会に出席した。

 同作は計1900万ダウンロードを突破したスマートフォン向け人気ゲームアプリ「ねこあつめ」を実写映画化。アプリが映画化されるのは日本初で、伊藤は「あくまで人間ドラマというか、人間らしさが出てる中に気持ち良く猫の世界がミックスされていた。完成した作品を見た時に、まさにこうなればいいなっていう思いがしっかりと作品に載っかっていて、うれしかったですね」。

 映画には20匹以上の猫が登場するといい、忽那は「猫だからこそ、映画化できたのかも知れないなと思いましたね。他の動物と違ってのんびりしていて、独特の空気感があるからなのかなあと。現場でもすごく優秀な猫ちゃんたちでテイクも重ねることがなかった」と振り返った。

 また、同映画にはタレントの大久保佳代子(45)も出演している。共演した伊藤は「大久保さんは実際すごく真面目な方で。監督のアドバイスを全部真面目に聞いていた。今、僕が言えば言うほど普段の大久保さんのイメージを壊していくんじゃないかっていうぐらい真面目ですてきな方でした」と明かした。

 撮影は昨年8月に千葉県などで行われた。伊藤が「一軒家を借りて撮影したんですけど、待ってる時間の方が長かったりするので、待ってるのもその家だったり。忽那さんとは一緒の時間が多くて」と話すと、忽那は「伊藤さんとは前にもお仕事したことがあって、風通しのとてもいい家で気持ち良くて、(一緒に)畳でゴロゴロしてました」と明かした。これに伊藤は「女優さんとゴロゴロしたことはないので、なかなか貴重な経験だった」と表情を緩ませた。

 最後は映画にも出演した猫が登場し、猫を抱きながら写真撮影を行った。木村は「とっても癒やされる映画なので、癒やしを欲している方に宣伝していただければと思います」と笑顔でPRした。