アイドル対抗フットサル「バロンiドール杯」の第3節が行われ、これまで未勝利だった虹のコンキスタドール(虹コン)が4チームのトーナメントで初Vを飾った。

 練習不足やメンバーが固定できずになかなか結果が残せず、関係者から「おちこぼれ軍団」と冷やかされていた虹コン。今回は事前に特訓を行い準備万端で臨んだ。中村朱里(19)は集まったファンに手作りのお守りを配り必勝を誓っていた。

 FCアークジュエルとのトーナメント決勝戦では、試合終了間際に大和明桜(14)のパスを受けた中村が豪快なシュートを決め、これが決勝点となった。中村は「実はお守りの中に優勝と書いて入れていたんです。初勝利に続き、まさかの初優勝。本当にうれしい!」と笑顔を見せた。

 18日にはグループ内ユニット「青組」が、アイドルの登竜門イベント「アイドル横丁杯」で優勝。4月にはメジャーデビューも決まっており、虹コンの勢いがトーナメントの結果にもあらわれた。

 アイドル4チームで行われる「バロンiドール杯」は、フットサルとテレビゲームの両部門で7月まで毎月行われる。第3節の結果、虹コンはフットサル部門で3位に浮上した。