女優大竹しのぶ(59)が昨年大みそかのNHK「紅白歌合戦」で歌った「愛の讃歌」が、明日22日から初めて配信されることが20日、分かった。

 大竹は11年に「愛の讃歌」を歌うフランスの国民的歌手ピアフにふんした舞台「ピアフ」に主演し、これまで3度上演された。劇中で「愛の讃歌」をはじめピアフの曲を歌ったが、歌唱は舞台のみで、音源が存在しなかった。しかし、初出場の「紅白」で「愛の讃歌」を歌うと、直後に「大竹が歌う『愛の讃歌』のCDはないのか」との問い合わせが寄せられたという。

 そのため、正式にレコーディングを行い、22日から「レコチョク」「iTunes Store」の各サイトや「LINE MUSIC」などで配信が始まる。大竹は「夢がかない、『ピアフ』を見ていない人にも、ピアフの歌が届けられることをうれしく思います」。さらに「5歳の子供が突然、何も言わなくなり、テレビの前にじっとして、知らないはずの歌を一緒に歌い始めたということを聞き、驚きました」。

 また、「ピアフ」が来年11月、東京・日比谷のシアタークリエ開場10周年記念公演として、2年ぶり4度目の上演も決まった。