俳優小栗旬(34)と西島秀俊(45)の主演連続ドラマ「CRISIS公安機動捜査隊特捜班」(フジテレビ系4月11日スタート、火曜午後9時)の特別試写会が6日、都内で行われた。

 「SP」シリーズなどを手掛けてきた、直木賞作家の金城一紀氏が、5年前から小栗の主演をイメージして原案・脚本を準備してきた力作で、小栗と西島は1年半前からアクションの練習を積んできていた。

 2人は激しいアクションシーンを披露しているが、小栗は、1番規格外だったのは、女優1人でこのチームにいた新木優子(23)を挙げた。「現場で1番どっしりしていたし、2人で2週間ほど練習した時期があって。優子ちゃんの動きが良くなってきて、僕がパンチをよけられなくなる時間があって。主役の顔にパンチを入れて、そのまま続けていたところは、なかなか規格外でしたね」と、笑いながらエピソードを明かした。

 新木も「当たったの覚えていなくて、終わった後にすごく気持ち良くて、『あっ、この気持ちよさは(パンチを入れた)ことだったんだ』と」と笑った。

 作品の後半には、規格外の敵が出現するという。西島は「小栗君がスタッフに強い敵をリクエストしたおかげで、とんでもない敵が出てきました。僕は、信じられない高さからジャンピングエルボーを食らいました」。小栗も「その敵にショルダータックルを食らったら、事故にあったような衝撃でした」と苦笑い。迫真のアクションシーンが満載のようだ。

 ほかに田中哲司(51)、野間口徹(43)、長塚京三(71)も会見に出席した。