木村拓哉(44)が、主演映画「無限の住人」(三池崇史監督、29日公開)が、世界3大映画祭の1つ、第70回カンヌ映画祭(5月17日、フランスで開幕)のアウト・オブ・コンペティション部門で公式上映されることが3日、決定したことを受けてコメントを発表した。

 「今回の知らせを、三池監督から直接電話で聞けた時には本当にうれしかったです! 海外の方がどう受け取ってくださるのかが、とても興味深いですが、『1つの作品』として招待していただけることに本当に感謝します」

 木村にとって、出演作がカンヌ映画祭に出品されるのは、2004年にコンペティション部門に出品された「2046」(ウォン・カーウァイ監督)以来13年ぶり。邦画の主演作品が公式選出されるのは、今回が初めてだけに、感慨もひとしおのようだ。

 「無限の住人」は、「月刊アフタヌーン」(講談社)で1993年6月から2012年12月まで連載された、沙村広明氏が原作の、累計発行部数750万部を突破した人気漫画。木村は「100人斬り」の異名を持ち、謎のおばあさんから不老不死の、無限の肉体を与えられた万次を演じる。時代劇映画への出演は、06年の「武士の一分」(山田洋次監督)以来10年ぶりだが、劇中では1人対300人のアクションも自ら演じた。

 同作品の海外セールスは、大島渚監督の83年「戦場のメリークリスマス」、87年の「ラスト・エンペラー」(ベルナルド・ベルトルッチ監督)、北野武監督の01年「BROTHER」などを手がけた、英国出身の世界的な映画プロデューサー、ジェレミー・トーマス氏が代表を務めるHanWay Filmsが担当。同氏もプロデューサーとして作品に参加している。三池監督とは10年「十三人の刺客」、11年「一命」に続き、3度目のタッグとなる同氏は「このすばらしい作品に携われたことを誇りに思います。それぞれの役者の高い演技力、それをまとめ上げた三池崇史監督の演出は、世界中の人を興奮させ、心を打つに違いないと確信しております。」と絶賛している。