オリエンタルラジオの中田敦彦(34)が、日本のお笑いを批判して物議をかもした脳科学者茂木健一郎氏(54)の発言を支持すると表明。メジャーな先輩芸人たちが反対派だったことに「がっかりしてしまいました」と明かした。

 茂木氏はツイッターで「日本のお笑い芸人たちは、上下関係や空気を読んだ笑いに終止し、権力者に批評の目を向けた笑いは皆無。後者が支配する地上波テレビはオワコン」などと発言したことで話題に。ダウンタウンの松本人志や、爆笑問題の太田光らから反論されていた。

 しかし中田は15日に更新したブログで茂木氏支持を表明。「メジャーな先輩方が全員反対派だったので、がっかりしてしまいました」とした。

 また、中田は茂木氏の「日本のお笑いは空気を読み過ぎなんじゃないか。大御所が面白いと言うか面白くないと言うかで価値が決まる」とした発言を「すごくいい発言」と思い、同氏を応援していたという。そしてフジテレビ系「ワイドナショー」で松本が「茂木さんが全然面白くない。笑いのセンスが全然ないから、この人に言われても『刺さらねぇぜー』って感じ」とバッサリ切っていたことに触れ、「大御所にセンスがないとか価値を決められてしょげ返っている様子こそが茂木さんの意見通りだったのに。茂木さんの指摘、当たってたのに」とした。