女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の19日の平均視聴率が19・4%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は11日放送の第8話の20・4%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 19日は、聖火リレーの開催が決定し、みんなで準備に取りかかる。みね子(有村架純)は宣伝チラシ、時子(佐久間由衣)はゼッケン、三男(泉沢祐希)は点火台の準備を担当。そして奥茨城村の聖火リレーの日を迎える。東京に出て行く三男と時子は、村への感謝を胸に走る。そしてアンカーを託されたみね子は、行方不明の実(沢村一樹)がどこかで見ていると信じて走り、点火台に火を灯す、という回だった。