日本テレビの水卜麻美アナウンサー(30)が、大学時代を振り返り、地味な存在だったため同局の内定が出ても、周囲からまったく気付かれなかったと自虐した。

 水卜アナは19日放送の同局系「今夜くらべてみました」に出演。慶応義塾大学出身だが「私の中ではアナウンサーになりたいという思いを秘めていたので、慶応ってやっぱり近道かなと」と、アナウンサーになることを目指して選んだと明かした。

 昔から地味だったという水卜アナだが、大学進学を機に脱却しようと精一杯のオシャレをして入学式に臨んだが、ほかの女子学生たちのキラキラした姿に圧倒され、「結構ショックだったのを覚えています」と振り返った。

 また、女子アナの登竜門とも言われるミスコンへの出場にも意欲を見せていたが、4年間で一度も出場できずじまいだったという。「(出場者は)基本は人からの推薦。推薦されたら出られたと思うんですけど、あれってどうやって行われてるのかなぁと思って、気づいたら全ての選考が始まり、全てが決まってて、4年間、誰からも推薦されないまま終わった」と苦笑いを浮かべた。

 それでも晴れて日テレの内定を得た水卜アナ。従来であれば女子アナに内定した学生はキャンパス内で大きな注目を浴びるそうだが、水卜アナは「『日テレのアナウンサーが大学にいるらしい』って結構耳にしたんですけど、誰も私のことなんか知らないので、『文学部に居るらしいけど、誰? そんな人、居た?』って……」と、大学時代は最後まで注目されなかったと自虐した。