KAT-TUN中丸雄一(33)が21日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた同局系新番組「世界ルーツ探検隊」(5月1日スタート、月曜午後7時)の記者会見に出席した。オードリー若林正恭(38)とともに、番組のMCを務める。

 会見前には自ら報道陣の受付対応をし、番組名の書かれた名刺を取材に訪れた記者やカメラマンに手渡した。「紙ではなくて、木の名刺になっています。名刺のルーツは、2000年前、中国で、家が留守の時に木を置く習慣があって、それがルーツだと言われているので、今回は木にしました」と番組のテーマ「ルーツ」にちなんで説明した。普段はほとんど名刺交換をしないといい「KAT-TUNのデビュー会見の時以来だと思うので、10年ぶりですかね」と明かした。

 会見では、この日欠席した若林からのメッセージ映像も流された。「得意のボイスパーカッションで会場を盛り上げてください」とリクエストされると、「じゃあ、少しだけ…」と話し、番組のタイトルを取り入れたボイスパーカッションを披露した。大歓声を浴びると、「グループが充電期間中なんで、こういう機会もああまりないので、緊張いたしました」と照れ笑いした。

 ゴールデン番組のMCに初挑戦する。理想のMCについて聞かれると、「(ジャニーズの)先輩ですと、中居(正広)くん、井ノ原(快彦)さん、国分(太一)さんとか思い浮かびますよね。先輩たちのようにはなりたいです。司会がうまいだけでなく、人間らしさがあると思うので、そういうところをまねていけたらと思います」と話した。

 放送初日の5月1日には、同局系「徹子の部屋」に出演する。既に収録は終わっていという。「黒柳徹子さんは、あれだけ長くやってらっしゃる方なのに、収録の時には資料がたくさんあった。たくさん準備されているんです」と明かした。収録中は焼き肉の赤身が好きだという話で盛り上がり、後日、プライベートで黒と食事に行ったという。「ゲストで出ただけなのに、食事に行こうと言っていただいて。そういう人間的な部分を学べたらいいなと思いました」と大先輩に刺激を受けた様子だった。