「エリア88」、「ふたり鷹」などで知られる、漫画家の新谷かおる氏(66)が、26日夜に自身の公式ツイッターで一時休業を宣言した。

 「昨日、『クリスティ・ロンドンマッシブ』の最終回を脱稿しました。これで漫画家として、一旦筆を置きます。そして今日は66歳の誕生日。一休みしてから新しい事に向かいます。長い間、ありがとうございました」(原文のまま)

 新谷氏は1972年(昭47)にデビューし、79年に「少年ビッグコミック」で連載を始めた「エリア88」、81年に「週刊少年サンデー」で連載を始めた「ふたり鷹」がヒット。84年には両作品で小学館漫画賞を受賞した。

 現在、「月刊コミックフラッパー」で「クリスティ・ロンドンマッシブ」を連載中で、その最終回を書き上げた上で休業、充電し次の企画に臨むという。妻は漫画家佐伯かよの氏。

 新谷氏の休業宣言は、ツイッターでトレンドワードになるほど反響が大きく、ツイッター上では「お疲れさま」「長い間ありがとう」とねぎらいのツイートが相次ぐとともに、新企画への期待の声もみられた。