97年に放送されたKinKi Kidsの日本テレビ系主演ドラマ「ぼくらの勇気~未満都市」が、スペシャルドラマとして復活することが13日、分かった。同局系で今夏「ぼくらの勇気~未満都市 SP」(仮題)が放送される。

 当時18歳だった堂本光一(38)堂本剛(38)が主演した「ぼくらの勇気~未満都市」は、微生物によって大人だけが死に絶えた街を舞台に、生き残った未成年が秩序を取り戻していくSF物語。政府との戦いを終えたラストシーンでは、光一演じるヤマトが「20年後の今日、またこの場所に集まろう」と誓っていた。

 今回は、20年ぶりの再会を試みたヤマトやタケル(剛)らが、新たな敵に立ち向かう。制作陣も20年前と同じメンバー。光一は「大人たちに立ち向かっていた自分たちが今は大人になり、逆の視点から感じた真っすぐな思いを再びヤマトを通して表現できる楽しみをかみしめています」。剛は「あの頃の若さゆえの真っすぐな正義感、純粋な気持ちを懐かしく思いながらも、大人になったタケルを生きたいと思います」と話した。