フジテレビ系の小栗旬(34)主演の火曜ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(午後9時)の16日第6話の平均視聴率が10・2%(関東地区)だったことが17日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第5話は10・3%だった。

 小栗と西島秀俊(46)の本格派俳優2人が民放連ドラ初共演する話題の作品。「SP」シリーズなどを手掛けてきた金城一紀氏が、5年前から小栗をイメージして原案・脚本を準備してきた骨太アクションエンターテインメントだ。人に言えない過去を持つ公安機動捜査隊特捜班の面々が、警察ドラマの常識を越える規格外の事件に挑んでいく。1年半前から練習を積んできたという小栗と西島の、本格的なアクションも見どころ。

 第6話は、11年前に地下鉄で無差別爆弾テロを起こし、指名手配されていた里見修一(山口馬木也)が、都内に突如姿を現す。特捜班は里見の居場所を突き止め、稲見(小栗旬)と田丸(西島秀俊)は現場へ急行。巨大なホームセンターへと逃げ込んだ里見らと、激しい攻防戦となる。その隙に里見は形跡一つ残さず姿を消した。そのあまりに完璧な逃亡ぶりに違和感を覚えた稲見は「何か知ってるんでしょ?」と田丸に問いかける、という内容だった。