韓国の男性4人グループ「WINNER(ウィナー)」が17日、東京・中野サンプラザで、ファンイベントツアー東京公演を行った。

 昨年11月にメンバーのナム・テヒョン(23)が体調不良で脱退。4人体制になって初めての日本でのイベントとなる。約2000人が駆けつける中、メンバーは「お久しぶり~」と話しながら客席後ろの通路から登場し、会場を沸かせた。名古屋、大阪と回り、東京には前日に入ったが、リーダーのカン・スンユン(23)は「みんなで油そばを食べました」と明かし、笑いを誘った。

 この日のイベントでは、トークコーナーやクイズコーナーをはじめ、新曲「REALLY REALLY」(31日発売)など9曲を披露した。同曲は香港やメキシコなど21カ国でiTunes(アイチューンズ)1位を獲得するなど好調を維持。イ・スンフン(25)はイベント後、「日本でも(1位)を取りたい!」と意気込んだ。

 この1年はメンバーの脱退も初めて経験し、スンユンは「僕たちもどうなるか心配だった」という。5人から4人になったことで、ダンスのフォーメーションの変更も行ってきたが、スンフンは「グループは5人組、7人組が多くて、韓国には4人組は少ないけど、他のグループとは違ってユニークではあります」と前向きに捉えている。スンユンは「名古屋、大阪、東京と回ってファンの皆さんの反応を見て、自分たちはできる! って自信が出てきました。デビューの時からの目標でもありますが、ファンの皆さんが心配しなくて大丈夫なように、僕たちも頑張っていきます」と話した。