アイドルグループ、アンジュルムを昨年卒業した田村芽実(めいみ=18)が17日、初主演舞台「minako-太陽になった歌姫-」(CBGKシブゲキ!!)の通し稽古を行った。女優の道で1年ぶりに活動を再開し「待っていてくださってありがとうございます。新しい田村芽実をよろしくお願いします」と話した。

 舞台は、急性骨髄性白血病のため05年に38歳で亡くなった歌手本田美奈子さんの半生を描く。美奈子さんがアイドル時代に着ていた赤いヘソ出しルックで意気込みを語った田村は「恐れ多いですが、入らないと思ったら案外ぴったり。気分が上がります」。衣装は日替わりで「すっごい露出が高い衣装もあります。私のアイドル時代とは比べものにならないくらい露出が高い!」と、80年代アイドルの衣装に感動した。

 舞台では「1986年のマリリン」などアイドル時代のヒット曲のほか、ミュージカル、クラシックの各分野で活躍した美奈子さんゆかりの曲にも挑戦し、持ち前の歌唱力を披露。「大好きな本田美奈子さんの役なので夢を見ているよう。緊張は全然していない。5日間、本田美奈子さんとして強く生きたい」と語った。